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映画「チョコレートドーナツ」(Any Day Now)

映画「チョコレートドーナツ」を昨晩やっと観てきました@シネスイッチ銀座
当初はここだけでの単館上映だったのが、作品が話題となり現在は都内数ヶ所で上映中です。
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「ブルージャスミン」も観たい映画です。

あらすじ
1979年カリフォルニア、歌手を目指しているショーダンサーのルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)はゲイカップル。 母親に見捨てられたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)と出会った二人は彼を保護し、一緒に暮らすうちに家族のような愛情が芽生えていく。 しかし、ルディとポールがゲイカップルだということで法律と世間の偏見に阻まれ、マルコと引き離されてしまう。

ルディ役のアランカミングは、大好きなSATCにもドルチェ&ガバーナのデザイナー役でゲスト出演していた方。
トニー賞を受賞しているだけあって、彼の歌声は素晴らしかったですし、心に響きました。
今、思い出しても涙腺が緩みそうになる一曲が「I Shall Be Released」
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全編どの音楽も良かったです。




感想は控え目にしたいと思いますが、私は途中から涙がツーーーーーーと流れてきて止まらなくなりました。
実話をもとに作られていることを思うと、胸がしめつけられたり、理不尽さが悔しくなります。
こうしたマイノリティーに対しての差別や偏見、同性愛者に対しての理解が低かったわけですが、
でも35年前の話し・・・そんな昔の話しではないですし、現代にも起こりうる話しかもしれません。
マルコの「ハッピーエンドのお話しが聞きたい」というセリフが胸につきささります。
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私は、「観た後にハッピーな気持ちにさせてくれる映画」が好きなのですが、この映画は哀しいことに違います・・・私が想像していた以上に。
でも、観て良かった!!

by kyonpuhi | 2014-05-30 13:00 | Movie & Book